ケーブルクレーンでの無線式吊荷カメラ利用実績

 無線式クレーン用カメラを「ケーブルクレーン」でご利用いただきましたのでご紹介いたします。ラフテレーンクレーンをターゲットとした「無線式クレーン用カメラ」ですが、本システムの取り扱いのし易さ、無線通信距離などをご評価いただきケーブルクレーンでご利用いただきました。

 ケーブルクレーンとは、上空に張ったワイヤロープ上をバケットが吊り下げられた滑車「トロリー」が移動する仕組みのクレーンです。狭隘、急峻な場所において、道路や軌道などを建設する必要がなく、環境に対する負荷を最小限に抑えることができます。コンクリート打設や資材運搬に欠くことのできない大型運搬設備です。今回は水力発電所の水圧鉄管を入れ替える工事です。

 操作室からトロリーまでの距離は最長200mほどでしたが問題なく通信することができました。操作室の外側にリピーターを設置し「見通し」を確保できるようにシステムを組みました。

 ケーブルクレーンは300mを超えることもあるそうです。当社システムは通信距離を伸ばす方法として、今回のようにリピーターを経由すること(複数台の連結も可能)や、無線周波数を変更することも可能です。ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。