クレーン用航空障害灯

クレーンの航空障害灯、本当に設置が必要?

 航空法第51条により、原則として「地表から60m以上の高さの物件」または「空港周辺の制限表面を突出する物件」には航空障害灯の設置が義務付けられています。しかし、現実の現場で設置されているクレーンが多くないのには理由があります。

夜間にブームを伏せることで、設置が免除されるケースが多いから。

毎日の作業後、ブームを60m未満に伏せて保管できる現場。※事前の航空局への申請が必要。

航空障害灯の設置が免除されるケース

毎日の作業終了後、ブーム(ジブ)を60m未満に伏せて保管できる現場。
※事前の航空局への申請・協議が必要。

設置が必要になるケース

  • 敷地が狭く、夜間にブームを伏せるスペースがない市街地現場
  • 工期短縮のために夜間もブームを立てたままにする現場
  • 毎日の組立・伏せ作業が現実的でない大型クレーン

「夜間ブームを伏せられない」計画の場合は、航空障害灯の設置が必須となります。

激しい振動と仮設運用を勝ち抜く。
大型クレーン用航空障害灯ソリューション

ビル・鉄塔用とは一線を画す「軽量・高耐久・簡単着脱」設計。現場の仮設電源(AC100V)に対応し、高所作業での電球交換リスクや手間を劇的に削減します。過酷な現場を支える信頼の機材手配と設置プランをご提供します。

夜間起立クレーンの「空の安全」と法的順守を両立。
確実な航空法対応をサポートします。

夜間にブームを伏せられない現場や超高層工事など、判断が難しいクレーンの航空障害灯計画。仮設運用に最適な機材選定、障害灯の間隔配置プランの作成まで一貫サポートします。

構成機器

中高度航空障害灯/OM-6C

クレーンの最高頂部に設置します。赤色の明滅光(点滅)です。強い光で遠くにいる航空機のパイロットへ、クレーンの存在をいち早く知らせる「メインの目印」となります。

低高度航空障害灯/OM-3C

頂部から下に向かってほぼ等間隔(52.5m以下)に配置します。赤色の不動光(常時点灯)です。ブームに沿って点灯させることで、クレーン全体の高さや輪郭(シルエット)を浮かび上がらせる「サポート役」となります。

航空障害灯制御盤

クレーン頂部の中光度灯(明滅光)と、ブーム中間部に配置する低光度灯(常時点灯)を一括で安定稼働させるための専用制御盤です。異なる点灯モードを一元管理します。

「中光度赤色航空障害灯(OM-6C型)」の明滅動作

クレーンの最頂部で存在を知らせる、メイン・ビーコンの発光パターンをご確認ください。

  • パイロットに配慮した「残光明滅」
    LED特有の鋭い点滅ではなく、専用回路により従来の白熱電球に近い「フワッ」とした残光感のある発光を行います。航空機のパイロットへ過度な刺激を与えず、上空からの確実な視認性を確保します。
  • 国土交通省 航空局承認品
    最高光度 2,000cd(±25%)の強力な赤色光で、数キロ先の上空へクレーンの最高高さを正確に知らせます。

クレーン用の航空障害灯については、当社にお任せください

 航空障害灯メーカーは複数存在しますが、ビルや鉄塔への設置とは異なり、「常に振動する」「仮設である」クレーン特有の環境を考慮した機材選定と配置計画が必要です。当社はクレーンへの設置支援に特化したノウハウと実績で、現場をサポートします。

STEP
ご相談・クレーン仕様ヒアリング

・クレーン機種、最大ブーム長、作業高さ、現場環境(仮設電源など)の確認

STEP
配置設計・機器選定

・ブーム長に応じた中光度・低光度の最適配置設計(52.5m以下等間隔)
・現場条件に合致した高耐久・長寿命LED灯器の選定

STEP
ケーブル・専用制御盤の準備

・ブーム長に合わせた長尺防水ケーブル・専用防水コネクタ加工
・現場の仮設電源(AC100V)に対応する「専用制御盤」の設計支援・製作

STEP
現場設置・配線工事・点灯試験

・クレーンブームへの灯器取付、防水配線の敷設
・制御盤との結線、明滅・常時点灯の動作テストおよび光度確認

STEP
お引き渡し・運用開始

主な仕様

中高度航空障害灯/OM-6C

光源高輝度LED
灯光赤色明滅光
最高光度2,000cd ±25%
定格入力電圧交流100V
有効電力35W ±20%
定格寿命時間30,000時間
質量約11kg
外寸φ318×277mm

低高度航空障害灯/OM-3C

光源高輝度LED
灯光赤色不動光
最高光度32cd 以上
定格入力電圧交流100V
有効電力5W 以下
定格寿命時間40,000時間
質量約2.5kg
外寸φ194×256mm

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